Joyfull

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究めたいのは、誰もが笑顔になる料理。

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未来を創るのは若手
『ジョイフルカレッジ』誕生

ジョイフルのイロハを学ぶ「新入社員研修」をはじめ、
数多くの研修が行われる自社施設『ジョイフルカレッジ』。
その立ち上げの中心となったのが教育訓練課です。
人材育成の要である彼らの試行錯誤をご紹介します。

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いい場所みつけた!!
ジョイフルカレッジ始動

広々としたミーティングルームと数多くの研修室。広い廊下には談話室や図書スペースも。これらは自社研修施設『ジョイフルカレッジ』の一部です。今、ジョイフルでは入社後の新入社員研修はもちろん、店長研修やエリアマネジャー研修など数々の研修が、この快適な空間で実施されています。

ジョイフルカレッジの構想が始まったのは2018年のこと。当時ジョイフルでは、ハンバーグやソースなどの製造工場で、物流の拠点としても活用される『福岡センター』を建てるための土地を探していました。そこで見つけたのが福岡県築上町です。地盤が固く災害に強いこの土地は、福岡センターのみならず、研修施設を建てるのにも最適だということが判明。よりよい社員教育をするために、この土地を生かさない手はない!ということで、人材育成の拠点『ジョイフルカレッジ』建設プロジェクトが動き出しました。

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追求したのは「研修しやすさ」
参加社員ファーストの施設計画

ジョイフルカレッジをどんな施設にするか。その計画には『教育訓練課』が大きく関わりました。実際に研修を行う部署のため、研修室やミーティングルーム、模擬店舗など「どんな部屋が、どのくらい必要か」を決めるためです。そんな彼らは、参加社員の最も身近にいるからこその『参加社員ファースト』な設計を推し進めます。その真骨頂が、80もの個室の宿泊部屋。研修施設によくある複数人で寝泊まりさせる大部屋ではなく、社員一人ひとりが心休まるスペースを確保することで、気持ちよく研修に参加してもらおうという熱い思いが込められています。また、大浴場や談話スペースなどのコミュニケーション空間も積極的に設け、社員同士の絆を深められるようにしました。

また、肝心の教育面では、研修室やミーティングルームを広くし、多くの人数が集まっても効率よく研修ができるようにしました。模擬店舗も、本物の店舗と同じくらいの広さをとり大人数の研修に対応。また、緊張感のある訓練ができるように、店内インテリアなども店舗と同じものを用意しました。こうして、参加社員を第一に考えて計画されたジョイフルカレッジは、2019年4月に完成。早速2019年度の「新入社員研修」の場として活用されることが決定しました。

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計画後、即実践!!
壁を乗り越えて掴んだノウハウ

部屋を大きくすることで研修の幅が広がる、という教育訓練課の狙いは的中。大人数でも効率を下げることなく、研修を行うことができました。そればかりか、これまでできなかったグループワークなどにも挑戦することができ、社員間の絆づくりに貢献することができました。

一方で、生活面では予想していなかった発見がありました。研修生の食事や清掃など生活面での負担が、想定よりも大きかったのです。施設の規模が大きい分、ある程度は忙しくなるのはわかっていましたが、いざ運営してみると想像以上に課題が。はじめて自社で運営する研修施設、しかも大人数の宿泊機能を持った建物。ノウハウもないなか、教育訓練課は毎日ミーティングを実施し解決策を考えます。挙がった意見をもとに、作業を当番制にするなどの細かなルールを迅速に決定。教育訓練課は、次々に施設の課題をクリアするとともに、これからのジョイフルカレッジ運営のノウハウとしてまとめ上げ、大きくレベルアップしていきました。

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進化は今もなお
未来のジョイフルカレッジ

思わぬ課題に直面しながらも、その壁をなんとか乗り越え新入社員研修を終えた教育訓練課。その後も様々な研修を行っては試行錯誤を繰り返し、少しずつ施設をアップグレードさせていきました。なかでも参考にしたのは研修生の声。挙がった要望をうけて教育訓練課は売店の品揃えをよくしたり、朝シャワーをOKにしたりと、フットワーク軽く研修生の声に答えています。

また、教育面でも施設が充実したことで、これまでやってきた研修だけでなく、過去に実践できなかった新しいテーマの研修も作られようとしています。ジョイフルカレッジによって、さらなる人材教育の可能性の扉を開いたジョイフル。今日の研修が、明日のお客様の笑顔に繋がっていると信じて、挑戦の日々は続きます。